今日はとうとう大家さんに12区の家の鍵を返す日。約2年住んだこの家とも今日でお別れです。築100年以上のこのAltbau Wohnung/アルトバウの住宅にはエレベーターがありません。3階(日本でいうところの4階)まで毎日階段を上り下りしました。旅行の時やミネラルウォーターを沢山買ったときなんかは大変(^^ゞ こういうエレベーターのない住居をSportlich Wohnung/スポーツ住宅と呼ぶそうです。
扉を開けると玄関は妙に広くて、充分すぎるほどの広さがあります。その昔、奥まで招く必要のないけど、ちょっと込み入った話などで時間がかかるときは、玄関でお茶を出した・・・という話を聞いた事があります。確かに、この広さがあったら、玄関にダイニングテーブルを置いても申し分ないほど広いです。 玄関を入ってすぐ右はバスルーム。私はシャワー派なのでバスタブは必要なかったのですが、この家には大きなバスタブが付いていました。ゴロンと横になって足を延ばしてもまだ余裕があるほど大きなバスタブ。私がバスタブにお湯を張るのは、自分でクリーニングの洋服を洗う時くらいでした(^^ゞ キッチンにもともと付いていたのはシンクと電気の調理台とオーブンのみ。冷蔵庫は付いていなかったので、自分で買いました。キッチンは独立していたので、料理の臭いがリビング兼寝室に流れ込まなかったので快適でした。そういえば、昨年はここの天井に亀裂が走ったり、年始には半世紀ぶりの寒波の影響で窓ガラスが割れたり、色々あったキッチンでした(^^; リビング兼寝室には窓が2つ。床板はオーク材。あまりNeubau/ノイバウ(新しいタイプ)の家では見かけないような格子模様となっています。この部屋からは宮殿を改装したHotel Wilhelminenberg/ホテル・ヴィルヘルミネンベルクが見え、ライトアップした夜なんかはとても素敵でした。 ブログでも何度も登場した窓から見た風景。ここからの風景もこれで見納めです。鍵の返却の前に、管理人さんと大家さんが部屋をチェック。私は周りの人達からのススメもあり、オーストリア人の友人に立ち会ってもらいました。この12区の家は管理人さんも大家さんも良い人なのですが、中には色々と難癖をつけて返却する敷金を少しでも減らそうという人もいるそうです。その点、ローカルの友人に立ち会ってもらえば何かと安心(^^♪ 最後に大家さんと私で書類をチェックし、サインをして終了。さようなら、12区の家。2年間ありがとう(^^) ★人気blogランキング★ クリックすると応援されます。 いつも応援ありがとうございます(^^)ノ
by konikul
| 2006-07-27 11:00
| - 日々の生活
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